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ドラッグ、凶器、なんでもありの前科者アメリカ人に恐喝された体験記

今回はアメリカに住んでいた時に出会ったクレイジーな男の話です。

まさかあんな身近なところに危険人物が潜んでいるとは。。

まずは登場人物の説明から。

  • A氏 … 以前から親しかった友人。日系のアメリカ人。
  • B氏 … あまり会ったことないが、パーティーなどでたまに会っては話する程度の友人。日系のアメリカ人。
  • C氏 … こいつが危険人物。アメリカ本土出身の白人。

友人Aの誘いでパーティーに参加した

友人Aの誘いで、とあるパーティーに参加したことから全ては始まりました。

パーティーでは知らない人ばかりが来ていたのですが、以前会ったことのあるB氏と遭遇し、久しぶりの再会で会話が弾みました。

B氏の隣にはこの時初めて会った「C」がいて、Bが私とAにCを紹介してくれました。

Cはハワイ大学の大学院生で、頭が良さそうな超エリートらしい(今となってはこれが本当かどうかは分からないが)。

メガネをかけていて、長身でひょろっとした感じ。

いかにも体力の無さそうな「インテリ」って感じ。

この時はA、B、Cと共に皆和やかな雰囲気で話は盛り上がりました。

Cとは仲良くなったので「また遊ぼうな」という話をしてFacebookを交換し、解散しました。

1か月後、Cからメッセージが送られてきた

ある日突然CからFacebookのメッセージが送られてきました。

C

AとBは危険な奴らだから関わらない方がいい

何が危険なのかと問いただしたところ、

C

AとBはドラッグをやっている可能性がある。ただしこの話を俺から聞いたは絶対に漏らすな

とのこと。

半信半疑だった私はとりあえず「わかった」と言い、話を終わらせました。

数日後、Cからメッセージが送られてきた

数日後、Cからまた同じ内容のメッセージが送られてきた。

「あいつらはドラッグをやっている。間違いない。」みたいな内容。

私は仲の良かった友人Aがドラッグをやっているとはどうしても信じられず、「Aはしてないよ」と反論した。

するとCは、「あいつらとつるむのはやめて、俺とつるめよ。」みたいなことを言い出してきました。

ここから長々と説得されたものの、最終的には「本人たちが認めるか、自分の目で確認しない限りは信じない」ときっぱりと言い放ちました。

ここから話が奇妙な方向に進み始めます。。

女を紹介してくれ

C

じゃあこうしよう。お前の女友達を何人か連れてきて、Aを俺たちの前に座らせて白状させるんだ
なぜ女友達を呼ぶ必要があるんだ?

ヘイショー

C

これをすることによってAは白状するだろう。父親がカウンセラーの仕事をしてるんだ。任せとけ。
友達を巻き込みたくないから出来ないね。

自分

C

わかった。ところで話は変わるが、お前の女友達でインテリでナイスな男性を探してる子はいるか?今付き合ってくれる女の子を探してるんだ。
悪いけどいない。もう行かないと。バイバイ。(話を切った)

ヘイショー

とまあこんな感じで、なぜかいきなり女の子を紹介してくれと頼んできました。

この時からCのことをおかしな奴だな〜と思い始めた、数日後。。

無視していたら攻撃してきた

数日後、Cがドラッグに関するいくつかの記事のリンクと共にまた「AとBは間違いなくドラッグ中毒者だ」みたいな内容のテキストを送ってきました。

しばらく無視していていたところ、20件くらい連続でメッセージを送ってきたので「今忙しい」とテキストしたところ、以下の文章を送ってきました。

That’s nice you are busy but I think you are avoiding me by claiming you are busy. That’s ok. I don’t mind being lied to. In fact, when you get this message, you’ll be blocked by me. You’re wasting my time. Go ahead, believe A that he is all fine. No he isn’t and neither are you. Why wonder you and A are offended at everything. That’s why I sent that article to you. In fact, I’m voting for Donald Trump. He’ll put your generation in line. You don’t like it, too bad. And leave me alone. Go enjoy your pot smoking buddy. Have a nice life. Goodbye loser.

忙しそうで良かったな、けど俺は知ってるぞ、そうやって避けてるんだろ?嘘つかれるのは気にしないから別にいいよ。ただしお前を今後ブロックするけどな。よくも俺の時間を無駄にしてくれたな。Aは大丈夫だと思ってるんだろ?大丈夫じゃないぞ、お前もAもな。俺はトランプに投票するが、あいつがお前らの面倒を見てくれるだろう。かわいそうに。俺のことはもう放っておけよ。ドラッグ中毒者と仲良くするんだな。じゃあな、負け犬。

という強烈なディスのコメントを送ってきて、反論できないように私のアカウントをブロックしてきました。

とうとう正体を現したなと思い、話の一部始終をAにしたところ、どうやらAもCから「女を紹介してくれ」という話を持ちかけられたらしい。

Aはそれを断ったためにCから嫌がらせを受けているとのことでした。

数日後、知らない女性からメッセージが来た

ある日私の友人がアルバイトの人員を探していたので、協力するために私のFacebookアカウントから人員募集の投稿をしてみたところ、知らない女性から「まだ募集してる?」とメッセージか来ました。

ヘイショー

もう決まっちゃったから申し訳ないけど。。
あなたは日本人?何の仕事をしてるの?

女性

彼女のFacebookアカウントには写真も無いし友人が一人もいない状態で、明らかに作りたてのアカウントだったので「何でニセのアカウント使ってるの?」と聞いたところ、「以前レイプされたことがあるの。だから写真は隠してるわ。」という悲惨な過去の話を語り始めます。

この女性は突然Bを紹介してくれと言い出した

一通りの話を聞いた後、「ところであなたの友人リストからBっていうハンサムな彼を見つけたわ。どういう男なの?」という話を始めました。

怪しくなってきたので、「誰だお前は?」「ニセモノなんだろ?」「お前本当はBだろ。(※Bはいたずら好きで有名だったので、本人がドッキリを仕掛けてきたのかと思った)」と問いただしたところ、正体はCだということが判明しました。

C

俺だよ、C だよ。俺はBの彼女と結婚して、彼女と毎日セッ○スしてるんだ。Bにクソ野郎って伝えといてくれ。
頭おかしいんじゃないのか?通報するぞ。

自分

C

どうやってするんだ?やってみろよクソ野郎。

と言ってまた反論できないようにアカウントをブロックしてきました。

その後も何回かニセのアカウントから攻撃的なメッセージをしてきた

その後、何回かニセのアカウントから差別的なメッセージを送ってきました。

「お前はアメリカに不法滞在してるだろ、トランプに通報したからな。」みたいな差別的な内容。

AとBも同じように嫌がらせを受けているらしい。

特にBへの攻撃は酷くなる一方で、しまいにはクレイグズリストという掲示板サイトに「Bはレイプ犯だから、見つけたら通報しろ」みたいな内容をBの顔写真と共に投稿したりもしていました。

Aも嫌がらせのメッセージを送られ続けているようで、内容はどんどん長くえげつなくなってきてる。例えばこれ。

内容は長いので訳は割愛しますが、読むと吐き気がするような言葉ばかり。

CのFacebookアカウントにメッセージが送られてきたのでそれに対する仕返しを敢行する、みたいな内容みたいだが、Aには全く身に覚えがないらしい。

Cの正体が発覚

そろそろやばいだろ〜と思い始めてきたので、法律事務所で働いている友人に相談したところ、その友人がCの逮捕歴を調べ上げてくれました。

そこで発覚した彼の正体とは。。

ドラッグ、銃などの売買に関わっていた前科者

カリフォルニアで3度の逮捕歴があるらしく、二回はドラッグで、一回はドラッグ+銃+刃物+メリケンナックルの不法所持で逮捕されている

ちなみに最後に逮捕されたのは2016年1月。

ヘイショー

なんでこんな奴が野放しになってハワイに渡り歩いてきてるんだよ。しかもこんな頭おかしいやつがこれだけの危険物を所有してたと想像するだけでもぞっとするし。

その後

私はもうターゲットから外れたのか、もしくはFacebookの名前と写真を変えたので特定できないでいるのか、もう変なメッセージは送られて来なくなりました。

A、Bには通報するように忠告したが、まだ警察には行ってないみたいです。

ハワイはアメリカでもっとも平和な州と言われているものの、本土から危険な奴が渡り歩いてこれる場所なのでやはり気をつけなければならないな、と思わされた事件でした。

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